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今季ドラマ感想『高嶺の花』・2

7話目を過ぎて、かなり面白い展開になってきました。 どうやらわたし自身も、ももと同じように家元の掌の上で転がされていただけだったのかもしれません。 ももの才能に対して認めていないわけではないが、本当は実娘のななを次期家元にしたかったんですね。そりゃあね、長女とはいえ、血縁関係にないのだから…。 亡き妻の願いをかなえるためとかいうのも、単にももをけしかけてただけだったのね…。 上に立つ者は、家族のためだとか血筋のためとか言いながら、結局はすべてが自分の思い通りに動けば満足な、自己顕示欲の塊といいますか、そういう人が多いですよねぇ、しみじみ。 ただ、なんだろうなぁ… 「たゆたう光と影」?とか、他にもいろいろと迷セリフがでてくるのですが、そういった言葉での表現がなければ理解しがたい状況っていうのがね、苛立ちます。役者さんそれぞれの演技がどうのって、素人のわたしから言える立場じゃないんですけれど、内容は密度が濃ゆくて複雑なのに、妙に単調なんですよ。あっという間に場面変わっちゃうしね…。サイドストーリーも、もうちょっと掘り下げてほしいとか。 それでもまぁ、なんだろう、ももとプーさんがくっついてくれるのを心待ちにしてますよ。やるね、プーさん。いや最初からももが一方的に迫っていたというか、プーさん自身が少し距離をおいて接していたから、罪悪感よりも後悔のほうが強く出るだろうなと思っていました。ももは元々感受性が豊かというか、恋愛にも没頭しやすいタイプだからね。 だから、うまくいってほしい。いいところも悪いところも影響しあって、本当の意味での“もう一人の自分”を取り戻してほしいです。 憎しみや罪悪感で形どられた“孤独”だけでなく、芸術家としての“もう一人の自分”ってやつはきっと、別の方法でも得られるんだって証明してほしい。 (何言ってるかだんだんわからんくなってきた…)

今季ドラマ感想:「高嶺の花」

結末はどこに向かっているか解らない、初っ端から迷走気味に感じていた『高嶺の花』というドラマですが、実はわたし自身はけっこう好きでした。 家元の言葉はいちいちピンと来なかったんですけど、自分の両親がそういう感じの発言をする人間なので、違和感があるくらいが親子との確執を表現するのにいいかなって。 …あ、けっしてうちが格式高いわけではないですよ、父が下町の工場やってたちょっと貧乏な部類なんですが、親が説教を垂れるときの言葉が、それらしい筋の通ったことを言ってるようで、よく考えると辻褄が合わない部分も結構あって常日頃から宇宙語に聞こえていたのです^^; 義妹の突然ダークに染まる感じもよかった。本能が見え隠れするのも恋してる証拠だしね。そのほうが人間味も増すじゃないですか。 あとね、プーさんもね、野獣感なくてむしろ色気あっていいですよ。“女性関係に疎い”風に見せかけておいて、実はそうじゃないんだろうなと匂わせる雰囲気。ただ、周りの人間にいい奴だ凄い奴だって言わせないと伝わってこないっていう、能ある鷹は爪を隠すの演出が陳腐に見えたりもするのですが。 ところがです。 ところがですよ、第5話に差し掛かり、苛立ちを覚え始めたのです。 一番イラッときたのは、家元です。 わたしとしては、よくわからない抽象的な表現で娘を叱咤するぐらいがちょうどよかったし、その原因の一つではないかと推測されるのが亡き妻の不貞で、娘を愛しているし才能も買っているけれども心のどこかでは許せないところがある、そういう葛藤があるからこその厳しい態度だと感じておりました(それだけではなく芸術家のトップに立つ者としての目線で放つ言葉でしょうけれど)。 なのに、拓真に殴られた後に運ばれた病院の病室で、ももを次期家元へと執着するのは実は亡き妻(ももにとっては母親)の強い願いからだった、というネタ明かしに、それだけじゃないだろうとは思うけどオジサン素直になるのは早すぎるんじゃねぇかい、とか思っちゃったんです。 それとねぇ。 いちいち、亡き母ちゃんの生前のアドバイスを鵜呑みにするんじゃあないよ、プーさん。回想シーンは嫌いじゃないけど。だってお母さん役の十朱さんがとってもキュートなんだもの。 あっさり浮気しておいて、「あなたはわたしを愛してないんですね」って家元に嘆く継母ルリ子も何だかねぇ… ももの本当のお父さんらしい運転手・高...